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リウマチの検査と診断

監修:東京医科歯科大学 名誉教授 宮坂信之 先生

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診断はどのように行われるのですか?

症状や検査値などをもとに総合的に行います。

リウマチの診断は、症状ならびに血液やX線などの検査値をもとに総合的に行われます。最近では、より早期の診断を目指し、アメリカリウマチ学会 ( ACR ) /ヨーロッパリウマチ学会 ( EULAR ) による分類基準が用いられています ( 図9 ) 。

( 図9 ) ACR/EULAR分類基準 ( 2010 )

リウマチと似たような症状を起こす病気はいくつかあります ( 表2 ) 。このうち、変形性関節症は、指先の第一関節が硬く腫れ、中年過ぎの女性に多いこともあり、リウマチとよく間違われます。男性に多い痛風は、足の親指などが腫れて痛みますが、ほかの関節に炎症が起こることはないため、リウマチと区別できます。

( 表2 ) リウマチと間違いやすい病気

1.膠原病
  • 全身性エリテマトーデス
  • 強皮症
  • 多発性筋炎/皮膚筋炎
  • 結節性多発動脈炎
  • シェーグレン症候群
  • リウマチ性多発筋痛症
  • ベーチェット病
2.感染症
  • ウイルス感染に伴う関節炎
  • リウマチ熱
  • 細菌性関節炎
3.その他
  • 痛風
  • 偽痛風
  • 変形性関節症
  • 乾癬性関節炎
  • 強直性脊椎炎
  • 反応性関節炎 ( ライター症候群 )
  • 糖尿病性関節炎
  • アミロイドーシス
  • サルコイドーシス

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